卒業生紹介

造園技術者剪定・植栽の卓越したスキルでより美しい庭園をつくりあげる職人。

由比 誠一郎 由比 誠一郎

由比 誠一郎さん(株式会社誠和造園 代表取締役)
造園・環境緑化コース(埼玉校)/
東京都立 鷺宮高等学校出身

技術と感性。その両方を磨くことが
良い庭園を生み出すための秘訣です。

5年の修業期間が今の自分を支えています。

現在、父が立ち上げた造園会社を継ぎ、2代目として個人宅を中心にさまざまな庭園の設計、施工、剪定や植栽を含む維持管理を手掛けています。造園の世界に進む意志を固めたのは高校生の頃ですが、中学時代には父の仕事を手伝っていました。高校卒業後、造園を本格的に学ぼうとテクノ・ホルティに入学。私が通っていた埼玉校は周りに緑が多く、造園を学ぶのに良い環境でしたね。時間を見つけては、校舎の近くにある「さきたま古墳公園」を散歩するのが好きでよく足を運んでいました。卒業後は、雑木を使い自然風の庭造りで知られる造園家・平井孝幸氏のもとで5年間お世話になりました。その5年間はまさに修行の日々。造園に関わる技術、植物に関する知識、お客様とのコミュニケーション、造園業に携わるものとしての精神など、この世界で求められるノウハウを徹底的に学びました。

目にするものすべてが造園のヒントです。

修業時代に学んだことは、今でも私を支える大きな土台になっています。父の造園会社に勤務してからは、ガーデニングの賞を受賞したり、さらに、仕事で手がけた庭園をメディアに取り上げていただいたりするなど、造園技術者として恵まれた日々を過ごしています。そんな中、私が修業時代から常に心がけていることは、幅広い視野を持ってさまざまなことに興味を持つこと。造園技術者は目にするものすべてが仕事のヒントになる職業です。これからこの業界に進む学生のみなさんには、造園や植物に関わることだけに限らず、できるだけ多くのものに目を配りながら感性を磨いてほしいです。そうすればきっと、思い描いているようなステキな未来が拓くはずです。私もまだまだこれからです。一緒にどんどん成長して造園業界を盛り上げていきましょう。

誠和造園

東京都中野区にある植木屋。和洋問わず雑木を活かした自然風の庭を得意としている。

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